イクメン王に俺はなる!

2016年6月、我が子の出産予定日が迫ってきました。出産に向けて頑張る嫁になにができるのか、立会出産は旦那としてなにができるのか、その後の生活は…。

立ち会い その③

嫁は、陣痛促進剤を使う決心をした。

13:00分べん室で陣痛促進剤を点滴を使って嫁の体へと入る。
14:00陣痛室に戻ると陣痛は7分間隔になっていた。
14:20には、3〜1分間隔の休むまもない陣痛の波に嫁は苦しそうにしている。
いきみたい感覚が強いらしく、自分はおしりを押さえる役目を行う。
15:00すぎには、子宮口6センチに広がっている。痛みやいきみに耐えながらも助産師さんや自分への気遣いを忘れない嫁。押してほしいところやってほしいことを優しく伝えてくれる。
15:00前、なにかでそう。との声にでちゃったと嫁。助産師さんから破水したとのことであり、順調とのこと。
16:30ころ 子宮口8センチ(正確ではない)分娩室に移動した。
嫁は、いきみたい感覚が常にある様子で、陣痛がない時もおしりを押さえる。陣痛の感覚が短くかなり辛そう。
子宮口が9センチのころになると多分17:00すぎには、助産師さんたちがぞくぞく集まってきた。
5.6人の助産師さんが連携して嫁の出産を支える。嫁のいきみたい感がマックスでありかなり辛そう。みているこっちもつらい。耐える嫁、手際よい助産師さん、自分はやることなくただ嫁の肩を擦るだけであった。

先生到着。
子宮口最大。

出産も最終段階、陣痛の波に合わせていきむ。 
たくさんの助産師の呼吸の声がけ、応援の声に嫁も答えている。言われた呼吸で、痛みの頂点でいきを止める。
嫁はまる2日ほとんど寝てないというのに、本当に力強くいきんでいる。助産師からも上手と言われている。

3回目くらいのいきみで赤ちゃんがでてきにくい、子供に酸素が足りなくなるかもとの判断で吸引することが決まる。

4回目で、会陰切開し、吸引。その間も必死にいきむ嫁。

17:53 嫁のいきみと、助産師さん、先生の吸引。
吸引1回でするーっと赤ちゃんの顔が見えると一気に全身が見え出産。
すぐに泣き声が聞かれ2742グラム女の子。

ちいさい小さい我が子は本当にかわいい。
そして、誰よりも頑張った嫁の産み終わった第一声が
自分をみつめ、ありがとうだった。

その後、周りの助産師さんにも、先生にも、ずっとありがとうございます。と嫁はなんども伝えていた。


赤ちゃんは洗ってもらい、心拍、酸素の検査などスタート。
嫁は、胎盤を出してもらい。切った部分の縫合を行う。縫合の際は麻酔のききもよくなく痛みがあった。
その間自分は、
嫁と赤ちゃんの間をうろうろしていた。
二人の準備が整い、嫁と赤ちゃんの初めてのだっこ。
嫁は、涙を流しながら我が子を優しく抱き、撫でている。もうこのシーンは一生忘れないほど感動だった。

ガンバって出てきたあかちゃん。
最後まで優しく周りを気遣いながら陣痛を乗り越えた嫁は本当にステキな嫁だし、感謝してもしきれない。

このかわいいお姫様二人を大切にしていきたい。